ストレージ ハードディスク(HDD)容量見積もりの具体例
IT説明図:ディスク容量の見積もり具体例(RAID6のケース)
RAID6でディスク容量を見積もりする例です。
この例では、各1TBで8系統の合計8TBあります。
RAID6のケースでは、パリティが2、ホットスペアが1であることから、8-2-1=5TB となります。
RAID6やRAID5などではパリティ分を想定する分の実効容量は少なくなります。
RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)は複数のハードディスクを1つに見せる技術として知られています。
二重化するRAID1に対して、RAID5やRAID6はデータを分散させて格納します。
RAID1は1系統が故障しても同じデータを格納している別のディスクがあるので継続は容易ですが、2倍のディスク容量を必要とするのでコストがかかります。
(この例でホットスペアを使わないとしても実効容量は4TB)
RAID5やRAID6はデータを分散させて格納することで複数箇所のデータを一度に読み込めるのでアクセス性能の向上を図ることができます。
万が一の場合にはパリティとともにデータの修復処理をします。
RAIDに加えて、故障時に自動的に故障したディスクに置き換わるホットスタンバイ(ホットスペア)機能と組み合わせることも増えています。
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