仮想サーバーの性能見積もり・サイジング例

仮想サーバーの性能見積もり具体例

仮想サーバーの性能見積もりについて解説します。サイジングとも呼ばれますが、サーバー1台、クライアント5台の小規模な例で紹介します。
サーバーにOS、ミドルウェア、業務システムを含めて、ソフトウェアが6セットあります。

過去の事例やメーカーの推奨から、サーバーは、CPUのコア数とメモリで、4コア・8GBをVMWareの基準値とします。
サーバーに仮想クライアントが配備されますが、クライアントは、2コア・4GBを基準値とします。

CPUとメモリについては想定できましたが、ディスクについてもデータ量をもとに見積もりをします。
図はオンプレミスのサーバーをもとにしています。クラウドでも基準値を定めて進めるのは同様です。

基準値はこれまでの経験から定めることもあれば、ソフトウェアベンダーの提案などを参考にして決めることもあります。
なお、オンプレミスの場合には予備としての調整(×1.25)をみています。
結論として、43コアのCPU・85GBのメモリ以上のサーバーを手配することとなります。

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