要件定義(RD)のシステム化要件のプロセスと成果物
IT説明図:要件定義(RD)のシステム化要件のプロセスと成果物をわかりやすく解説
要件定義(Requirements Definition、RDとも呼ばれる)を進めるにあたって、大きくは、ビジネス要件とシステム化要件の2大プロセスに分かれます。ビジネス要件は業務要件とも呼ばれています。
システム化要件では図のように、機能要件、データ構造設計、インターフェース設計、非機能要件、運用・移行計画などのそれぞれの小プロセスでドキュメントを作成する必要があります。システム化のためには必須のドキュメントであることから、システムの特性に合わせて取捨選択して作成する必要があります。
システム化要件では業務よりもシステムへの比重が大きくなります。このため、ユーザー企業からすれば、一般的にITベンダーの支援を受けることが増えることが多いのが実情です。ユーザー企業側での作業は検証と妥当性の確認が主となりますが、実際のプロジェクトにおいては、現業部門での検証の判断は難しく、ユーザー企業側でシステム化要件のドキュメントの作成は難しいという課題もあります。
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