ネットワーク内での不正アクセス対策(ディレクトリサービス・強制アクセス制御機構)
IT説明図:業務システムのサーバーへのアクセス制御の例
近年は外部から内部への不正アクセスを防ぐだけでなく、内部のユーザーによる情報の不正流出についても気をつけるようになっています。
そのためには組織内のすべてのサーバーについて、ユーザーの認証からアクセスの実施までを、セキュリティポリシーに従って行われているかどうか、
保証ならびに確認するしくみが必要です。
そのためのしくみは以下の3つから構成されています。
・組織内の複数のサーバーにまたがって、一元的にユーザーを管理、認証する
(ディレクトリサービスサーバー)
・セキュリティポリシーに従って、ユーザーのアクセスを制御する
(強制アクセス制御機構)
・セキュリティポリシーに従って、正しくアクセス制御ができているかを確認してログも残す
(監査機構)
ディレクトリサービスの実施に向けては準備や工数は必要ですが、内部でのセキュリティを保つには有効な手段です。
図では、業務サーバーへのアクセスの例で、番号順に整理しています。
※ダウンロードファイルには、透かしのロゴはありません。