クラウド導入と既存システム移行の順番
IT説明図:クラウド導入と既存システム移行の順番
クラウドの導入に際して、既存システムをどのような順番で移行していくか検討する必要があります。
企業や団体の多数派は、ファイルサーバーなどの比較的軽いシステムから進めていきます。
ファイルサーバーは、既存分(オンプレミス)と新規分(クラウド)を並行運用して、起動に乗ったところで既存分のサービスを停止します。
続いて、切り出しての移行がしやすいWeb関連のサーバーならびにシステム、社員のスケジューラーやメールなどの、コミュニケーション関連のシステムなどが続きます。
残るのは基幹系システムですが、こちらは慎重に多少時間をかけて移行を進めます。
クラウドサービスの場合には、仮想サーバーが基本であることから、仮想化することからはじめます。
いずれにしても、小→大または、重要度低→高に向けて移行を段階的に進めていきます。
もちろん、これらのシステム移行の間に新たに開発または利用するシステムはクラウドサービスを利用します。
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