データ形式の例(CSV, XML, JSON)
IT説明図:データ形式の例(CSV, XML, JSON)
例えば、IoTのセンサーやデバイスで取得されたデータは、バイナリからテキスト形式に変換されることがある。
テキストベースの主なデータ形式の例は次の3つが多い。
図は、GPSセンサーのデータの例で、CSVでは何のデータかわからない。XMLやJSONでは、lon(Longitude:経度)やlat(Latitude:緯度)の文字から、データの意味を想像することができる。
CSV(Comma – Separated Values):
CSVは値をカンマ(,)で区切って、コンパクトにまとめることができる。カンマ区切りと呼ばれることもある。
XML(eXensible Markup Language):
XMLは値をタグ(<>)で囲むとともに、データの親子関係を表現することもできる。
項目名なども含むことから、ファイルサイズは大きくなるが、わかりやすく構造化できる。
JSON(JavaScript Object Notation):
JSON(ジェイソン)はCSVとXMLの中間に相当する形式で、近年利用が急増している。
データ容量を小さくしたいのであれば、CSVのようなコンパクトな形式を選択し、大きくてもよい状況であれば、見やすいタイプも候補となる。
実際にはデバイスや既存システムに依存して決まることが多い。
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