オブジェクトストレージとは何か
IT説明図:オブジェクトストレージとは何か
オブジェクトストレージは従来の常識を覆す新しいストレージシステムとして登場しました。
AWSが発展させたストレージ技術で、現在のクラウドのストレージサービスでは不可欠な存在となりつつあります。
サーバーに対してディスク容量が見込めない、例えば、果てしなく増えていく動画のファイルなどに有効でバックアップ用途にも適しています。
オブジェクトストレージには2つの特徴があります。
1点目は、オブジェクトストレージはデータをファイルやブロック単位ではなく、オブジェクトという単位で扱います。
※ブロックは主にSANで、ファイルは主にNASで使われています。
ストレージプールと呼ばれる入れ物にオブジェクトが作成されますが、固有のIDとメタデータで管理します。
2点目は、プロトコルがHTTPやRESTであることから、データセンターを跨いだり、別のセンターにあっても接続ができます。
従来のファイルストレージや、ブロックストレージではできなかったことができます。
※ダウンロードファイルには、透かしのロゴはありません。