OCR(Optical Character Recognition/Reader)とは何か
IT説明図:OCRとは何か
OCRは、Optical Character Recognition/Readerの略称。
手書きや印字された文字を光学的に読み取るスキャナーなどのハードウェアと、文字を認識してデータに変換するソフトウェアを組み合わせたシステムの総称。
一般には携帯電話のショップの申込書の処理などで見ることができる。
主に書類をスキャナーで読み取り、書類をイメージデータ化するとともに、書類に記載されている文字をテキストデータ化することで、自動でデータ入力を行うツールとしても活用される。
後者の機能がOCRらしさを表しているが、近年はRPAなどと合わせて利用されることが増えてきている。
業務プロセスの入り口で、OCRは情報のデータ化を担う。
OCRが少しずつクローズアップされてきた背景にはDXの実現に向けた事務の自動化がある。
具体的には、BPMSの配下でRPAを利用して自動化を進めていくなかで、OCRを使って物理的な書類からデータ化することが求められていることによる。
AIが利用されることも多く、大手金融機関などでは、BPMS、RPA、OCR、AIがセットで使われている。
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