IaaSの基盤-OpenStack(オープンスタック)のソフトウェア構成
IT説明図:IaaSの基盤-OpenStackの構成の概要
ITシーンのさまざまなところで、OSS(Open Source Software)が浸透しつつあります。
クラウドのサービスを提供している事業者や、企業や団体が自社のために立ち上げるプライベートクラウドで利用されているソフトウェアとしては、OpenStackが代表例です。
OpenStackはIaaS向けの基盤ソフトに位置づけられ、非営利団体のOpenStack Foundationがコミュニティとして開発をサポートしています。
OpenStackはOSSであることから基本的な仕様は公開されています。クラウドサービスの事業者、あるいは、これからプライベートクラウドの立ち上げを検討している企業などにとってはお手本でもあります。
図はOpenStackのソフトウェア構成を簡略化していますが、クラウドの基盤ソフトのほとんどは同じような構成になっています。
ITリソース管理としてのVM、ネットワーク、ストレージと、ID管理やセキュリティ管理から構成されます。
物理的にはコントローラーと呼ばれるサーバーから管理をしています。
これからクラウドを学んでいきたいエンジニアにとっては、OpenStackは不可欠な存在です。
※ダウンロードファイルには、透かしのロゴはありません。