SMTPサーバー(Simple Mail Transfer Protocol)の機能
IT説明図:SMTPサーバー(メール送信サーバー)の機能
SMTPサーバーは、Simple Mail Transfer Protocolの略称でメール送信のためのサーバーです。
送信側のSMTPサーバーから受信側のSMTPサーバーにメールを送り届けます。
つまり、私たちが普段何気なく利用しているEメールでなくてはならない存在です。
ここでのポイントは、一般的に送信サーバーと呼ばれていますが、IT図の右側を見ていただくと、実は受信の機能も持っていることです。
メール受信サーバーのPOP3サーバーは、受信側のSMTPサーバーにメールのデータを迎えに来ます。
SMTPサーバーとPOP3サーバーの両方が機能してこそのEメールのサービスです。
SMTPサーバーは、メールアドレスの「@(アットマーク)」の後ろに書かれているドメイン名を確認してDNSサーバーにそのIPアドレスを問い合わせします。
IPアドレスを確認できたらメールのデータを転送します。
スマートフォンやPCのメールソフトでの設定では、SMTPサーバーとPOP3サーバーの設定を必ず求められます。
たいていの場合はプロバイダからもらうSMTPサーバーの情報は、SMTP.XXXX.co.jpなどのようになっています。
※ダウンロードファイルには、透かしのロゴはありません。