SSL（Secure Sockets Layer）とは何か

SSLはインターネット上での通信の暗号化を行うプロトコルで、Secure Sockets Layerの略称です。
インターネット上で通信を暗号化して、悪意のある第三者などからの盗聴や改ざんなどを防ぐことを目的としたしくみです。

SSLのしくみと流れは、IT図のように、SSLでの通信を行うことをサーバーとユーザーのデバイス（ブラウザ）の両者で確認することから始めます。
確認ができたら、サーバーから証明書と暗号化に必要な鍵を送って、両者で固有の暗号と復号が準備できたら、データ通信が進められます。
SSLは、いわゆる共通鍵ならびに公開鍵暗号方式を組み合わせています。

Webページを見ているときに、https:や鍵のマークが表示されているときには、SSLが実行されています。
Webページによっては、レスポンスタイムが若干遅くなることもあります。

現在のWebサイトは、https:で提供することが主流となっています。
なお、サーバー側では、SSLの機能をWebサーバーが一緒に備えている場合と、独立したサーバーとして設定される場合があります。

※ダウンロードファイルには、透かしのロゴはありません。

Web・Proxy・DNSサーバーの機能と位置づけの違いはこちら

説明図：Webサーバーはこちら