VPC(Virtual Private Cloud・バーチャルプライベートクラウド)の概要
IT説明図:VPC(Virtual Private Cloud・バーチャルプライベートクラウド)の概要
VPC (Virtual Private Cloud)は、プライベートクラウドをパブリッククラウド上の仮想環境で実現するサービスです。
自社のデータセンターに設置するプライベートクラウドは物理的な存在として確認できますが、VPCは見えないので仮想のプライベートクラウドです。
クラウド事業者のデータセンター内に構築された仮想のネットワークと、自社のネットワークはVPNや専用線などで接続されます。
VPC内の仮想サーバーやネットワーク機器には、プライベートなIPアドレスを割り当てることができることから、自社の拠点間でサーバーなどのIPアドレスを指定してアクセスするのと同じようにして接続することが
できます。
VPN機能のあるネットワーク機器などをゲートウェイとして利用して暗号化通信をします。
プライベートクラウドを構築したいが、とりあえず小規模あるいは試験的にスタートしたいということであれば、VPCから始めるのがよいでしょう。
VPNはプライベートクラウドと同様に、伸びていくサービスといわれています。
※ダウンロードファイルには、透かしのロゴはありません。